瀬戸内海のハンセン病回復者・宮崎かづゑさんにカメラを向けたドキュメンタリー。
瀬戸内海の長島にある国立ハンセン病療養所・長島愛生園。
かづゑさんは10歳で入所してから約80年、ずっとこの島で生きてきた。
病気の影響で手の指や足を切断し、視力もほとんど残っていないが、
周囲の手を借りながら買い物も料理も自分で行う。
患者同士のいじめに遭うなどつらかった子ども時代には、
家族の愛情とたくさんの愛読書が、彼女を絶望の淵から救ってくれた。
そして夫の孝行さんと出会ってからは、海沿いの夫婦寮で自然とともに暮らしてきた。
いつも新しいことに挑戦しているかづゑさんは、
76歳の時にパソコンを覚え、84歳で初の著作「長い道」を出版。
熊谷監督が2016年から8年間にわたって長島愛生園に通い続け、かづゑさんの日常を映し出す。
時間:午前10時 ・ 午後2時 2回上映 料金:大人1000円 中学生以下500円 未就学児無料
共催:大山町人権・同和教育推進協議会、ええがな大山実行委員会
場所:中山温泉生活想像館わくわくホール(大山町赤坂708)
お問合せ:中山温泉 0858-49-3330
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