数々の社会派ドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也が自身初の劇映画作品として、
関東大震災直後の混乱の中で実際に起こった虐殺事件・福田村事件を題材に
メガホンを取ったドラマ。
1923年9月1日11時58分、関東大地震が発生した。
そのわずか5日後の9月6日のこと。
千葉県東葛飾郡福田村に住む自警団を含む100人以上の村人たちにより、利根川沿いで香川から訪れた薬売りの行商団15人の内、幼児や妊婦を含む9人が殺された。
行商団は、讃岐弁で話していたことで朝鮮人と疑われ殺害されたのだ。
逮捕されたのは自警団員8人。
逮捕者は実刑になったものの、大正天皇の死去に関連する恩赦ですぐに釈放された…。
これが100年の間、歴史の闇に葬られていた『福田村事件』だ。
行き交う情報に惑わされ生存への不安や恐怖に煽られたとき、集団心理は加速し、群衆は暴走する。
これは単なる過去の事件では終われない、今を生きる私たちの物語。
☆2023年製作/137分/PG12/日本 配給:太秦
★バリアフリー日本語字幕付
日時:2024年3月16日(土)午前10時/午後2時 2回上映
料金:大人1000円 中学生以下500円
※PG12(鑑賞する際にはなるべく保護者同伴をオススメする作品です)
場所:なかやま温泉(鳥取県西伯郡大山町赤坂708)
主催:ええがな大山実行委員会
協力:大山町人権・同和教育推進協議会
後援:大山町